■調査結果
【eスポーツの参加・視聴経験】
「eスポーツの大会に参加したことがある」は全体で2%程度とわずか。「eスポーツの大会やイベントを観戦・視聴したことはあるが、参加したことはない」は8%、参加・視聴経験を合わせると10%であった。特に、男性10~30代の参加・視聴経験は2割前後と他世代に比べ高い。<図1>
eスポーツが行われているゲームジャンルごとに認知や観戦・視聴経験などを尋ねた。eスポーツとして認知しているゲームジャンルは「パズルゲーム」45%、「格闘ゲーム」39%、「スポーツゲーム」30%がTOP3。他ジャンルの認知は2割に満たない。観戦・視聴したことのある大会は「格闘ゲーム」「FPS(ファーストパーソンシューティング)」「パズルゲーム」など。参加したことのある大会は「FPS」「デジタルカードゲーム」「MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)」であった。<図2>
【eスポーツの視聴頻度と理由】
eスポーツの大会やイベントを視聴している207人に視聴頻度を確認した。「毎日」は6%、「2~3日に1回」9%、「週に1回」15%、合わせて週1回以上の視聴者は29%であり、男性20代、30代の視聴頻度はやや高い。特に「毎日」視聴しているのは男性20代で11%と高く、YouTubeやニコニコ動画、Twitchからゲーム実況や生放送ライブ動画などを見ている様子がうかがえる。<図3>
eスポーツを視聴する理由としては「ゲーム展開が面白い」31%、「ひまつぶし」30%、「自分も同じゲームをやっている」21%、「eスポーツが好きだから」20%が高かった。男性20代において「好きな(応援している)チーム、プレイヤーがある」は33%と3番手の理由にあがっていた。<図4>
【今後の視聴・参加意向】
今後、視聴・参加したい大会やイベントのジャンルを聴取した。男性10代の視聴・参加意向がともに高いのは「スポーツゲーム」。視聴意向5番手の「MOBA」の参加意向は2番手にあがっている。また、他の世代に比べ「デジタルカードゲーム」や「MOBA」の視聴意向は高めである。一方、男性20代と30代は、視聴・参加意向ともにトップは「格闘ゲーム」。視聴意向と参加意向の上位にあがったジャンルはほぼ同じ傾向であった。<図5>
◆詳細情報は本レポートに掲載しております。
https://www.cross-m.co.jp/report/it/20210831game
■レポート項目一覧
□調査結果サマリー eスポーツ編
□属性設問(性別/年代/世代/居住地/婚姻状況/子ども有無/職業)
▼ゲーム全体に関する情報
□平日の自由時間
□平日・休日のゲームプレイ時間
□ゲームに関する情報収集メディア/情報収集頻度
□ゲームに関する情報共有・発信メディア/情報共有・発信の頻度
▼eスポーツ編
□接触状況
□eスポーツのジャンル別接触状況
□大会・イベントの視聴頻度
□大会・イベントの視聴理由
□今後視聴したい大会・イベントのジャンル/最も視聴したいジャンル
□今後参加したい大会・イベントのジャンル/最も参加したいジャンル
◆レポートのダウンロードはこちらから
https://www.cross-m.co.jp/report/it/20210831game
■調査概要
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 15~69歳の男女(コンシューマゲーム、スマホゲーム、アーケードゲーム、オフラインゲームのいずれか「月1回以上利用者」またはeスポーツ認知者)
調査期間 : 2021年8月6日(金)~9日(月)
有効回答数 : 本調査2,195サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
■会社概要
会社名 : 株式会社クロス・マーケティング http://www.cross-m.co.jp/
所在地 : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設立 : 2003年4月1日
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容: マーケティングリサーチ事業
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
広報担当 : マーケティング部
TEL : 03-6859-1192
FAX : 03-6859-2275
E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp
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